今回はCQ診断の12尺度の1つである「融和性」についてご紹介したいと思います。
「融和性」とは、簡単に言うと環境適応能力です。
環境の変化に対応することを得意とする人
環境が変わることを苦手とする人など、様々です。
同じ環境でいることに、苦痛を感じる人。
同じ環境でいることに安心感を持つ人。
身近なことで例えると・・・
部屋の模様替えや引っ越しなど変化を好む人。
慣れ親しんだ環境を好む人。
新しい新製品などを使ってみようと思う人。
気に入ったものはずっと同じものを使いたいと思う人。
などなど、様々ですよね。
そしてそれは、どちらが良い悪いでもありません。
何度も言いますが、高いから良い、低いからダメなどでは決してありません。
後々お話していこうと思いますが、高いからこそ起きる問題もあります。
前回のブログ(4/10投稿)にも少し書きましたが、会社で部署異動したとたん元気がなくなった・・。などもこういう個性から起きていることなんですよね。
私の娘についてのお話になりますが、私の次女は高校入学で寮生活をすることになりました。
関西から遠く離れた雪国へ行くことになったため、親としてもとても心配でした。
ちょうど、その頃にCQ個性診断と出会ったこともあり、娘が旅立つ前に診断をしました。
そこで出た診断は「融和性」の数値が低かったのです。
いわゆる、新しい環境を苦手とする結果でした。
そこで、私は娘に、診断の結果を説明し、最初は馴染めずにしんどいことがあるかもしれないよ。
でも、他の尺度の会話性や交流性、表出性、共感性など判断し、本人の得意とすることが何かを細かく伝えました。
そしてその穴埋めはできることを伝えて送り出しました。
やはり、その結果通り、娘のもつ個性が発揮できる場所(娘の場合は寮生活)ではすぐに
馴染むことが出来たのですが、個性が発揮出来ずにいた学校生活には馴染むのにはかなり時間がかかりました。
ですが、最初に新しい環境に馴染むことに時間がかかると本人も認識していたことにより、最初からこうなると思っていたから・・・と気持ちが楽に持てていたようです。
そして、今はあれから2年経ち、自宅では出来ない環境の変化をいっぱい体験することにより
融和性に変化が出てきました。
このように、自分の個性を知っていることで、苦手とすることにぶつかっても、最初から分かっていれば、苦しみも軽減されるということが分かりました。
人生、苦手なことから全部を避けることはできません。時には、それでもやっていかないといけないことはたくさんあります。
そんな時、自分なりの乗り越え方を分かっていることは、本当に大切だと思います。
多感な学生時代は、著しく変化もしますので、これからも離れているからこそ、見続けていきたいと思っています。
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